こんにちは。ぷりんです。
今回はS9で使用した構築の紹介になります。
↑使用した並び
【結果】
TN カケルオモイ
最高レート1903 最終レート 萎えたから知らん
【構築経緯】
環境で並びが完璧過ぎるグッドスタッフ(ディンルー、カイリュー、サーフゴー、ウーラオス、ハバタクカミ、パオジアン)をベースにする事にした。
この並びで回していたところパオジアンが重い(そもそもこいつの全ケアが無理という話はあるが)、ウーラオスも重く、最強では無い事が分かった。
しかしそれでも型の匿名性によって環境を幾らでもメタれると感じた。しかし何処まで行ってもウーラオスとパオジアン両方を綺麗に対応するのが厳しかった為、ウーラオスへの回答としてHBフェアリーテラスドヒドイデを採用した。
他の5匹に関しては汎用性を落とさずに受けループやキョジオーンに強めな毒テラスのカタス+挑発+ステロのディンルー、初手に起きやすくキョジオーンのみならずパオジアンの氷柱怯みを拒否出来る飛行テラバ隠密カイリュー、ステロと合わせてキョジオーンを破壊出来る眼鏡サーフゴー、テツノツツミに強く、最低限のサイクル加入も出来るスカーフハバタクカミ無敵過ぎるパングロウーラオスを耐久振りでそれぞれ採用して構築が完成した。
【個体詳細】
カイリュー@隠密マント
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:飛行
神速/地震/テラバースト/羽休め
197(244)-204(252)-116(4)-×-121(4)-101(4)
◆HA-特に抜きたい相手とかも無かったのでほぼ特化
突如舞い降りたムーミン。最終日の仕事中になんか思いついて使ったらガチ強かった。拘っていない飛行テラバカイリューがパオジアン、ハバタクカミ、ウーラオスに対して強いのは事実としてあったが、パオジアンの怯みに怯えて使う気にならなかった。しかし隠密マントがある事でそれらを解決した。飛行テラバ+神速でパオジアンをスムーズに処理出来る。引かれたとしてもステロを撒いて置けば解決する。パオジアン視点はテラスを切らずに突っ張るのが安定なのでテラス択にならない。呪い以外のキョジオーンに対しても強いのも○
最終日、初手パオジアン対面でいつも通り飛行テラバぶっぱなそうとしたらジョイコンが反応せず地震を打ってしまい、そのまま負けた。今期で一番萎えた。
ウーラオス@パンチグローブ
性格:意地っ張り
特性:不可視の拳
テラスタイプ:毒
203(220)-187(156)-131(84)-×-81(4)-123(44)
◆HB-A204カイリューのテラス神速2耐え
◆HD-C176テツノツツミのフリーズドライ15/16耐え
◆A-11n
◆S-準速キノガッサ抜き
本構築のMVP。友達に教えて貰った耐久振りがマジで無双した。耐久に振っていることで不利対面でもテラスを切らずに突っ張れたり、多くの場面で剣舞を積めたりと耐久振りが活きまくっていた。
B振りの鋼テラスしたカバルドンを倒すのにインファを押すしかなく、BDが下がった状態でラス1エナジーカミと対面してシャドボを耐えた時や剣舞ウーラミラーで+2インファイトを耐えて返しの+2インファイトで倒した時に耐久振りをめちゃくちゃ実感した。
あと剣舞アクジェがマジでヤバい。イきそうなくらい気持ちいい♡てか軽くイッてた。
サーフゴー@拘り眼鏡
性格:控えめ
特性:黄金の身体
テラスタイプ:鋼
ゴールドラッシュ/シャドーボール/10万ボルト/トリック
171(68)-×-116(4)-189(148)-116(36)-136(252)
◆HD-C176テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプ確定耐え
C176テツノツツミのフリーズドライ+ハイドロポンプほぼほぼ耐え
C187ハバタクカミのシャドーボール15/16耐え
◆S-最速キノガッサ抜き
毎回言ってるけど陽キャ。特に語ることのないサーフゴー。ディンルーやキョジオーンに対して負荷を掛けたかった為、眼鏡で採用した。調整も以前使っていたものをそのまま採用し、ツツミに対して強めに動けるようにしていた。
今期もSが活きた場面が多く、カイリューの飛行テラバをテラス込でウーラオスが2耐えしてきた際は耐久を振っている=遅いと判断して準速サーフが上から動けるといった両縛りのようなものが完成する。
シンプルに黄金の身体が最強で今環境で増えていた電磁波+エアスラのカイリューに一方的に強いのが偉かった。
ディンルー@オボンの実
性格:腕白
特性:災いの器
テラスタイプ:毒
261(244)-139(68)-160(4)-×-112(92)-78(100)
◆H-奇数最大
◆HD-C205ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース15/16耐え
鹿だけに馬鹿。全人類が思っている事だが流石に馬鹿。努力値の振り方が無限でどこに振っても強い。技構成も無限にパターンがあって強い。本構築では受けループとキョジオーン絡みのサイクルを崩せるようにカタストロフィ+挑発+ステルスロックで汎用性を落とさずにディンルーとしての性能を発揮出来るような技構成で採用した。
環境がウーラパオ1色だった為、若干の動かし辛さはあったがクッションとして途中で挟んで出したり、後述するドヒドイデを絡めることで、強力な受けサイクルを作ることが出来る。
数的不利の場合はラス1に残してもマジでいい事がないのでそうならないよう意識して立ち回っていた。
ハバタクカミ@拘りスカーフ
性格:控えめ
特性:古代活性
テラスタイプ:フェアリー
159(228)-×-86(84)-198(196)-155-155
◆HD-C176テツノツツミのハイドロポンプ2耐え
◆C-11n
ガチガチの神。スカーフカミはSに振るよりも耐久にガチガチに回した方が個人的に強いと思っているのでS6でろくろさん、バンビーが使っていたやつを真似した。
テツノツツミにあんまり当たらなかった事から選出率はそこまで高くは無かったが出した試合はしっかり活躍してくれ、カミに対する信頼感がまた上がった。主にドヒドディンルーの受け選出をした際や上述した初手の飛行テラバカイリューで荒したあとのスイーパーとしての役割を全うしてくれた。
こいつが強いのは言わずもがなだし、特に凝った型や振り方をしている訳でもないので語ることは特別無い。
ドヒドイデ@食べ残し
性格:腕白
特性:再生力
テラスタイプ:フェアリー
アクアブレイク/毒毒/黒い霧/自己再生
157(252)-83-224(252)-×-163(4)-55
ガチ嫁ポケ。僕の愛しのハニー。このルールにおいてはウーラオスが強すぎる為、両ウーラオスに対して一方的に強いHBフェアリーテラスで採用した。
ウーラオスに対して一方的に強いのだが如何せんサーフゴーを見ると出したく無くなる。しかしそれを解決するディンルーと合わせた受けサイクルがあまりにも無敵過ぎる。無敵というか美しい。強い受け回しって言うのは見てて美しいから上手い人の受けループとか見て欲しい。涙出る。扱いは難しいのだが、再生力を活かした立ち回りを上手く意識する事でガチで死なない。
ガラルで一緒に戦い続け、パルデアでは弱くなってしまっていたが今期一緒に戦えて本当に良かった。俺はどこまで行ってもこいつを忘れることは出来ない。俺はドヒドイデを愛してるから。
【選出と立ち回り】
①ディンルー+カイリュー+サーフゴー
困ったらこれ出しとけば何とかなる。対面、サイクルどちらも最低限こなせる選出で負けた試合でもプレイング次第で幾らでも捲れた試合が多かった。最終日一番多かった選出。初手にカイリューを置いて飛行テラバで荒らしながらディンルーサーフで詰めるみないなイメージ。
②ディンルー+ドヒドイデ@1
@1
相手のウーラオスに対してドヒドイデを絡めた選出が出来る際はこの選出をしていた。ドヒドイデが相手のサーフゴーに隙を見せてしまう事から極力場に残し過ぎない事を意識して立ち回っていた。@1にはカイリューorウーラオスが多かった気がする。@1をサーフゴーにすると受け回しの構築やキョジオーン軸に強くなる。
③ウーラオス@2
@2
ウーラオスで全部破壊出来そうな時は積極的にこの選出をしていた。ウーラオスで基本的にはテラスを切りたいので裏のポケモンはテラスを切らなくても強いポケモンを基本的には置きたい。
④ハバタクカミ@2
@2
テツノツツミを見たら脳死でカミぶん投げてた。@2はガチで適当。良さげなやつ投げとけば何とかなってたし大丈夫だと思う。最終日は1回しかこの選出してない。
【最後に】
今期は最終日のモチベは十分で良いメンタルで臨めたが、構築の立ち回りを煮詰め切れていなかったことが反省点で結果も当然、思うように付いて来なかった。
しかし、構築の並びや構成自体はかなり良いものが出来たと個人的には思っていて、一番好きなポケモンであるドヒドイデとも戦えたので後悔はない。
剣盾の時にラブボ色ドヒドイデをくれたかっぱまきさん、サーフゴーを恵んでくれたしぐもっち、ムンボ色カイリューをくれたラルさん、ウーラオスの調整を教えてくれたお冷っちありがとう!